筑波山の麓で親子手作り天体望遠鏡教室にスタッフ参加

筑波山の麓の廃校になった小学校で、
親子で天体望遠鏡を作り上げるイベントがありました。
スタッフが1名急遽出られないとのことで、
私がピンチヒッターとして参戦しました。

小田20230924b

月面クレーターが見える本格的な望遠鏡ですので、
加工も超本格的です。
アルミ削り、
ケガキ、
センターポンチ、
ボール盤穴あけ、
タップ立て、
内面塗装、
などなど・・・
世間では「小学生には不可能」と言うでしょうね。
いや、できてますよ。
低学年の子もゴーグル付けてボール盤で金属板に穴開けるんですよ。

小田20230924c

ほら、だんだん望遠鏡らしくなってきた。
子どもはここまでできるのです。
私自身、小学4年生から天体望遠鏡の自作を始め、
高校2年生のときに15cm反射望遠鏡を完成させました。
月刊天文ガイドにも掲載され、
今も稼働しているんです。
できるんですよ。
やるか、やらないか、ただそれだけです。
もちろんこの会ではそれを子どもたちに伝えるノウハウが蓄積されています。

小田20230924d

見えた!
月面クレーター!
土星の環もギリギリ見えました。

一番下のレベルに合わせる教育ではなく、
一番上さえも超えて背伸びをさせる教育、
子ども社会塾と、手作り天体望遠鏡教室はそこのコンセプトが同じなのです。
そして、実際できるんです。